2021-06-01 第204回国会 衆議院 環境委員会 第13号
○田村(貴)委員 調査室資料には数字が載っているんですけれども、干潟については、一九六九年、一万五千ヘクタールあったものが、二〇一五年には一万一千十九ヘクタール、約四千ヘクタール減っている。アマモについては、一九六六年に一万六百二十三ヘクタールあったものが、一九八九年には六千三百八十一ヘクタールと、大幅に減ったというふうにされています。
○田村(貴)委員 調査室資料には数字が載っているんですけれども、干潟については、一九六九年、一万五千ヘクタールあったものが、二〇一五年には一万一千十九ヘクタール、約四千ヘクタール減っている。アマモについては、一九六六年に一万六百二十三ヘクタールあったものが、一九八九年には六千三百八十一ヘクタールと、大幅に減ったというふうにされています。
○長尾(秀)委員 おっしゃられましたように、藻場、干潟の保全、再生、創出というのが極めて重要であると思います。この活動を担っているのは、民間といいますか、主に市民団体の方々であります。地域それぞれの事情を把握するための科学的な調査活動や保全活動のための人的支援及び経済的支援が必要であるとの意見も出されております。
○田村(貴)委員 藻場とか干潟というのは、環境を整えると同時に、生物多様性上も大変重要であります。瀬戸内海においても全国においても、人間の経済活動によって広範囲に失われてまいりました。 藻場や干潟の回復に向けた取組についてお伺いします。 自然海岸や干潟の面積、どの程度回復してきているのでしょうか。分かりますか。
一点目は、気候変動による水温上昇等の環境変化とも相まって、瀬戸内海の一部の水域では、窒素やリンといった栄養塩類の不足等による水産資源への影響や、開発等による藻場、干潟の減少等が課題となっていること。 二点目は、内海である瀬戸内海においては、大半の海洋プラスチックごみを含む漂流ごみ等が同地域からの排出とされており、生態系を含む海洋環境に悪影響を与えていることであります。
こういったシステムとして人間と自然の関係を取り扱うという地理学の伝統の中に海洋というのを位置付けて、未来空間としての海洋を干潟から地球温暖化まで扱う、そういった教育をしている州があります。 特に温暖化についてきちんと海洋教育の中に取り入れているのは、今のところドイツだけでした。台湾、韓国は、特に韓国は、どちらかというと産業としての海洋教育というような位置付けが強いように思います。
委員会におきましては、気候変動の観点を基本理念に追加した理由、栄養塩類管理制度創設の意義及び実効性、自然海浜保全地区の指定対象に再生された藻場、干潟を追加した理由及びその効果、瀬戸内海における漂流ごみ等の対策の在り方等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終局し、採決の結果、本法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
○山下芳生君 関空の護岸に藻場ができて、魚がたくさん逆に捕れるようになったというのは、私も地元でもありますのでよく知っておりますが、干潟が結構うまいこといっていないという感じなんですよ、干潟の造成がね。 それで、このレポート、さらに、さらに人工干潟では、ところどころ砂で踏み抜いて体が埋まってしまう。一体どうしてこんなことが起こるのだろうか。
○山下芳生君 資料三と四に、瀬戸内海での干潟、藻場の再生事業の様子について記しておきましたが、この再生あるいは造成事業で干潟などが再生されれば喜ばしいんですけれども、実は、研究者の方々からは、この再生事業について様々な問題点が指摘されている点も事実であります。
○政府参考人(山本昌宏君) そういった干潟、藻場、干潟の再生事業を実施するに当たりましては、委員御指摘の点で、実際にどういった材質のものを用いるのかとか、どういったところでどういうふうに用いるのかとか、そういった観点は重要だと思っております。
一点目は、気候変動による水温上昇等の環境変化とも相まって、瀬戸内海の一部の水域では、窒素やリンといった栄養塩類の不足等による水産資源への影響や、開発等による藻場、干潟の減少等が課題となっていること。 二点目は、内海である瀬戸内海においては、大半の海洋プラスチックごみを含む漂流ごみ等が同地域からの排出とされており、生態系を含む海洋環境に悪影響を与えていることであります。
評価委員会は、干潟と有明海の環境影響調査、潮流等々、有明海の環境影響調査を行っています。調査する海域は七ブロックと、大きな海域ごとに行われています。しかし、漁業は地先ごとに魚介類の分布状況が違います。例えば、タイラギ漁は二〇一二年以降は休漁になっています。タイラギのへい死が問題になっています。地先で潮流がどのように変化しているのか、魚介類の分布などを調査しているでしょうか。
○紙智子君 やっぱり有明海を再生するためには、干潟がなくなって調整池、潮受け堤防ができて生物の生息環境がどう変わったのかということをしっかり調査するように求めたいと改めて思います。最後に、それに、大臣、お願いします。
これまでも、漁協がその役割を果たしていくため、例えば資源管理や漁場環境の整備の面では、漁業者の自主的な資源管理の取組を推進する体制構築への支援や、藻場、干潟の保全等への支援を実施しております。
過去に実行した巨大公共事業は過ちだとは認めたくない、そのために、国民の税金を湯水のように使って、世界でも有数な、豊かな干潟を壊し続けているのが現状です。農水省が漁民も農民も苦しめ続ける、この状況をいつまで続けるんでしょうか。 大臣、ちょっと聞いてください。大臣に就任されて、ちょっと遠いところの話かもわかりません。
このため、今年度の発生につきましても、香川県など、渡り鳥等が飛来する池ですとか干潟が多く所在する地域において、地形的な要因により発生リスクも高まっているのではないかと考えております。
水産庁では、漁場環境の改善を図るため、赤潮や貧酸素水塊による魚介類への影響調査や被害軽減対策技術の開発を推進しておりますほか、漁業者等による藻場や干潟の保全活動や都道府県等が行う水産生物の生息環境の改善の事業、こういった事業を支援してきているところであります。
まず、諫早湾の干拓事業に触れたいと思いますが、これをめぐっては、潮受け堤防の開門こそが、諫早湾の干潟の再生、そして生態系の回復に不可欠であること、これは、佐賀県御選出の大串委員が質疑を通じて訴えられていらっしゃいます。
ただ、もちろん、この御津二区と神野地区との間にはアサリの生産日本一の六条干潟がございまして、ここの環境を守るということは非常に重要ですので、十分な対策を行うことは私は必要だというふうに考えております。 しかし、災害時に津波からの避難などを考えますと、現状のように道が一本だけというのは、リダンダンシーの観点からも非常に危険と考えますので、これを解決するには三河港臨港道路が必要だと思います。
前回の瀬戸内法改正附則において、瀬戸内海における栄養塩類の管理のあり方について検討を加えることとされたことから、環境省においては、まずは瀬戸内海の海洋環境の変化や実態を把握するため、平成二十七年から二十九年にかけて、底質、底生生物調査や藻場、干潟の分布調査を実施したところでございます。
○政府参考人(長谷成人君) 沿岸漁場管理制度につきましては、先ほど赤潮監視ですとか漁場清掃等の例を挙げて御説明したところでありますが、この制度の導入のほかにも、漁業、漁村の有する多面的機能がこれからも更に発揮されるよう、漁業、漁村を支える人材の育成確保や干潟の保全など、漁村における地域活動の促進のための支援策を積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。
今後も、漁業、漁村を支える人材の育成、確保、干潟の保全などの漁村における地域活動の促進等を通じて、漁業生産力の発展とともに漁村地域の維持発展を図り、多面的機能の発揮に努めてまいります。 漁業法改正についての沿岸漁業者の声や影響についてのお尋ねがありました。
漁業経営の九割を占める沿岸漁業は、藻場、干潟の保全、海洋ごみの撤去、海難、災害救助など、環境や国土を守る役割を果たしています。 我が党は、浜に混乱と対立を持ち込む漁業法の大改悪を許さず、水産資源を守り、漁業を持続的に発展させるために、徹底審議で本法案を廃案に追い込む決意であることを表明して、質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣吉川貴盛君登壇、拍手〕
私、日曜日に、博多湾の和白干拓、これはラムサール条約の方に登録しようという、目指して運動をされているところに行ってきたわけでございますけれども、三十年間おやりになっておりまして、非常に干潟が復活と申しますか自然が豊かになって、野鳥も多くなり、生き物も増えているというような状況でございましたけれども。
泡瀬干潟の埋立てについては、少なくとも、埋立工事前、土砂投入の前に埋立予定地の海草藻場を移植する、移し植え替える保全措置が取り組まれました。ジュゴンやウミガメの餌場であり、そして多くの稚魚の育つ辺野古地先の海草藻場ならなおさら移植が必要です。 ところが、補正前の海草藻場についての防衛省の環境影響評価書には、移植という保全措置は書かれていませんでした。有識者研究会の提案で、現在、追加されたんです。
事業の成果の検証に当たりましては、藻場の保全や干潟の保全などは、対象水域での生物量の増加をその指標とするようにしております。
そして、私は、この間ずっとこうした問題を、これはダム、それから干潟、湿地、そしてスーパー堤防などを含んだ堤防、その他もろもろの公共事業があるわけですけれども、こうした中で、不幸にもそれが裁判にもなったり長い間この問題に取り組んだために、五十年近くも自分の人生を費やしている、そういった方も多くいらっしゃる。そうしたことは、私は、この日本の国の中では大変な不幸だと思っています。